2017-07-14
7.11(火)に地域リハビリテーション活動支援事業の一環で地域支援連絡会に出席しました
分梅町と美好町の各地区の自治会長さん、民生委員さんが集まる会で、地域包括支援センターよつや苑さんが定期的に開催しているイベントです。
内容は事例検討とグループワークを中心でした。
民生委員さんが閉じこもり気味になっている方が近所にいると、包括職員に連絡。その後、医療職(看護・リハ)が介入するというケース。
民生委員さんから包括職員に伝えた内容からポイントを5つに絞り、在宅の医療介護スタッフは何が出来るのかを参加者の方に伝えました。
1.一人暮らし
2.両膝痛
3.犬の散歩を頼まれる事がある
4.閉じこもりが心配
5.買い物が出来ていないかも
グループワークでは僕も混ぜてもらい、ここぞとばかりに地域で起きている事を質問!!
課題
・自治会に入る人が少ないから、どうすれば入ってもらえるのか。(地区で入っている住民は1/3程度)
・閉じこもり気味になっている人など変化が出てきている人に、どのように声かけをして良いのか分からない。(あまり入り込み過ぎても関係が悪くなってしまうのではないか…などの心配)
初めて地域支援連絡会に出ましたが、僕らが少しだけお手伝いさせて頂くことで良い方向に行くだろう事が沢山あるなと感じました。
同じような事で悩まれているんだなと、すごくすごく共感してしまいました笑
僕はもっともっと地域に興味を持ってくれる医療介護の専門職を集めたい。いずれ僕らも年老いていくのだから、その時のために”つながる”何かを作って準備をしたい。それを府中で実現する。いずれ困るのは僕らですからね。
行政に頼っていては間に合わないだろうなぁ、なんて思っています。
だから”いま”出来ることをやる。
自治会の皆さんも同じような思いでいるのだと思います。自分たちが、自分たちの親世代が作ってきた街で、より良く暮らしていけるようにするために一緒に取り組みたい。そんな思いでいるのだと感じました。
今回は分梅町と美好町の一部の方とお話が出来ましたが、府中市内の各地域の方とお話をしてみたいです。きっと、僕らに出来ることがあります!
まずは、距離感が大切。
5年前に地域の方達が集まる会に出席して「僕はPTです。何か困っている事はありますか?」と勢いで地域に入っていった時は「あなた達は病院の人間でしょ?そんな人たちに地域の事が分かるの?」と言われました。
今回は地域の方達の立場に立って、話が出来たと思います。
僕は医療介護の専門職である前に、そこで暮らす一人の人ですから。