それじゃ強すぎて痛い！それじゃ弱すぎて効かない。

決められた時間で効果を出したいと思うと力み過ぎ、痛みがないよう加減すると弱すぎる、、、

もちもちした大きな手に憧れる、

未だに適切な力加減が分からない片岡です。

リハビリは人の体に触れることが多い仕事です。文字通りの手当て。

家族や恋人、友達でもない人に触れられるって結構嫌ですよね。

だから人に触れるときは強さ、持つ部位や温度、湿度などなど我々は意外と気を付けています。

でも、本当に大切なのは信頼関係なんだろうと感じる今日この頃。

電車であった見ず知らずのおじさんに触れられるのは嫌だけど、自分の好きな有名人だったら喜んで握手を求めますもんね。

少しでも信頼をしてもらうためには、触れる前の立ち振る舞いや容姿、声かけ等、電車の見ず知らずのおじさんにならないように気を付けないといけませんね。

しっかりとした強さと、優しく安心できる手。

触られるだけで気持ちのいい、もちもちした大きな手にはなれないけど、手や声かけを通して安心を届けることができたらと思います。

九州地方の震災に遭われている方々、本当に心配です。

5年前の3月11日、自分は茨城にいました。

家具はひっくり返り、壁や道路にはヒビが。電気、ガス、水道、物流が止まり。津波の映像を見たのは随分経ってからでした。あの揺れで震度6弱。当時命の危険は感じませんでしたが、それなりに大変で、とても不安な日々でした。周囲の人の優しさにとても救われました。

九州では同等かそれ以上の揺れが何度も起きているんですね。

せめて少しでも早くライフラインや物流が回復して欲しい。

どうかこれ以上被害が大きくならないことを願います。