2015-12-16
「なんでモモンガ飼ってるの?モモンガって何を食べるの?モモンガって飛ぶんでしょ?」
フクロモモンガを飼ってると言うと、この三つ
必ずと言っていいほど質問されます。
それに対し私は
「フクロモモンガです!」と答えてしまう、いつでも真面目な片岡です。
これまでも紹介してきましたが、今回は我が家のフクロモモンガについてのお話しです。
ペットを紹介するテレビ番組で、犬猫以外にこんなペットを紹介!みたいな番組でフクロモモンガの存在をしりました。中学生の頃だったと思います。
当時、ペットといえば犬猫、うさぎやネズミ、魚に鳥。珍しいものが好きな人は爬虫類を飼うって思っていました。マンション住まいだった我が家は犬猫を飼うという選択肢はありませんでした。爬虫類は苦手だし、鳥やハムスターやうさぎは可愛いけどちょっと物足りない。。。そんな時、テレビで紹介されたフクロモモンガはとても魅力的。「目が丸くて優しそう。犬猫より小さくて飼いやすそう」
「袋の中に入る動物?」「壁に袋を掛けておけば飼えるのかな?」「自分でお金を稼げるようになったら飼ってみよう」って思った学生時代
認知度も上がり、ペットショップで普通に展示されるようになったフクロモモンガ。中学時代の思いがよみがえり飼うことにしました。
ミルク。。。
飼うために本やインターネットで情報収集をしました。
フクロモモンガはインドネシア、パプアニューギニアやオーストラリアに生息しています。
モモンガにはいくつか種類がいます。
我が家で飼っているモモンガはフクロモモンガと呼ばれ、有袋類(有袋上目)に分類。お腹の袋の中でベビーを育てるカンガルーの仲間です。
他のモモンガは、げっ歯目に分類。リスの仲間です。昔から日本にいたモモンガはこっちみたいですね。「妖怪」扱いされていたこともあるみたいですよ。
フクロモモンガとモモンガは収斂進化した動物とされているので、同じようにモモンガと呼ばれていても別分類なのです。
食べ物はお猿さんに近いそうです。
野生のフクロモモンガは昆虫などの動物性のもの、樹液や果物などの植物性のもの半分半分食べるそうです。食べてはいけないものはチョコレートやジャガイモの芽、ネギにアボカド、果物の種です。中毒になってしまうので禁止。加工されたものやお菓子もダメです。
フクロモモンガはとても好き嫌いが多く、個体差があり、好みは変動します。個体によっては餌の温度や切り方まで気にしないとダメらしいです。
我が家ではトウモロコシ、ニンジン、グリンピースを中心にトマトや果物、ミルクや鶏肉や煮干し、ペットフードをあげています。好物は鶏肉と煮干です。
モモンガには飛膜という滑空するためのマントのようなものが手から足についています。
鳥類の“飛ぶ”とは違いますが、野生のフクロモモンガは木から木へ50m以上も滑空できるそうです。
我が家のフクロモモンガは棚から人、人から人へジャンプすこともありますが、基本は走って移動。ジャンプしたら着地に失敗して落ちてしまうこともあります。距離はせいぜい3mってところです。それ以上遠いと怖い様子。ジャンプするのを躊躇し諦めます。
個体差があるような気がしますが、夜行性のフクロモモンガは鼻も目も耳もよく、なついていると名前を呼べば飼い主の元へ飛んでくるそうです。我が家のモモンガは餌の音を聞くと近寄ってきます。
我が家のフクロモモンガは
はじめは病気持ちで、体も小さく臆病者でしたが、今は元気いっぱいでメタボ
社会性があり賢い動物と言われていますが、我が家の二匹は
賢いハムスター以上、おばかな子犬以下って印象です。
それなりに手はかかりますがとても可愛いと思います。
皆様も是非ペットの候補に!
、、、トリニク。。。