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あしとーく

2015-10-14

マイナンバー ナンマイダーと聞き違え

 

シルバー川柳って面白いですね。

考える人凄いなぁ と思ってしまう片岡です。

 

久々に足のお話。

 

リハビリの学校を卒業し、就職した病院で先輩に言われた事。

『患者さんの靴を見なさい。減り方で歩き方が想像できるから』

なるほど。と関心したのを覚えています。

どれどれ、この人の靴は、、、

しかし、担当した殆どの患者さんはスリッパを履いているか、新しく買った靴を使用していました。

在宅でのリハビリをするようになり、あの時の先輩の教えが役立っています。

 

KIMG0086

靴の減り方をみると、その人の歩きのクセを知るのに役立ちます。

インターネットで検索すると、靴の削れ方と足の関係が紹介されています。

良い靴の減り方は、

後方から見た時に踵の外側が中心に向って削れ、

もう一つ加えるなら親指の底も削れる

KIMG0087

 

この赤丸の辺りですね。

歩いているときに足が地面と擦れる部分です。

 

『踵の外側から着いて親指のあたりで蹴る』

効率の良い歩き方です。

 

逆に踵の内側が削れていたり、踵全体が削れているのは外反母趾や偏平足の人の特徴です。

外反母趾や偏平足の人の足を後ろから見ると

KIMG0088

こんな感じで踵の傾きが変わり、内くるぶしが出っ張ってみえます。

この足で歩くと、踵の接地面も変化し靴の減り方も変わります。

 

 

他には靴やスリッパの中指の裏側が削れる人がいます。

KIMG0087 (1)この辺。

足を引きずって歩いていたり、地面を蹴る時に親指側に体重がしっかり載っていない場合に減りますね。

ヒールの高い靴で歩く場合、踵から接地することが難しいためここが削れます。

長年ここに負担をかけて歩いていると、足のアーチを崩してしまうことがあります。

足のアーチで有名なのは土踏まずですね。

足のアーチが崩れると、足の変形に繋がるので要注意。

 

 

二足歩行の土台となる足が変化すると、その上に積み重なる身体にも影響がでますね。

より健康的な良い姿勢を保つために足の健康は大切です。

長年履いた靴を捨てる時は、靴を観察してみてください。自分の歩き方のクセや体の歪みを知るヒントになります。

紹介した以外にも様々な靴のすり減り方があります。

皆さんの靴はいかがでしょうか?

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

貴方にとって参考になる情報が載っていたら嬉しく思います。

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