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コミュニティデザイン

2017-11-04

「もっと青臭い話をしよう。」
studio-Lの山崎亮さんの話で印象に残った言葉の1つだ。

山崎亮さんの話を聴くのは、去年のHSC以来2度目だった。ラッキーな事に昼食を食べながら色々話をする事も出来た。

落語家か漫才師ではないかと思うくらい、話のテンポが良くて面白い。去年はstudio-Lで取組んでいる事例を元に、どのように提案実行型の市民を作っていくかを楽しく伝えて下さった。今日も山崎節は健在だったが、去年とはやや声のトーンが違うように感じた。

「もっと地域に出て市民と対話をしなければ、地域包括ケアや健康増進なんて活動している事が上っ面にしか見えないぞ。」
2時間近く沢山の話をして下さったが、山崎さんが伝えたかった事はここにあるんじゃないかと僕なりの解釈をした。

 

山崎さんは、市民の”態度変容”を起こさなければいけないと繰り返し言っていた。
市民が自分ごととして考えられるようにしていく事が大切。

そのためには、僕たちが市民を知る事から始める。その街では、どんな人が暮らしていて、どんな想いを持っていて、どんな課題を抱えていて、今後どのような所で生活していきたいか、どう働いていきたいか、そしてどう生きていきたいか。時間を掛けてここを知る事から始める。

医療介護福祉の専門職である前に、そこで暮らす1人の住民である。
地域包括ケアやヘルスリテラシーを市民に望むなら、まずは自分たちの態度変容を考えてみたい。

 

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