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良いアイデアは”本・人・旅”から

2017-10-08

金曜日は介護サミットがあり、新小岩の株式会社トーリツさんにお邪魔してきました。

今回はライフネット生命創業者の出口治明さんをお招きしました。

 

1時間半の講演でしたが、目から鱗でしたね。

沢山の資料を準備していただいたのですが、使ったスライドは5枚程度でした。話し方や雰囲気に圧倒され、ただただ聞き入っていた1時間半でした。

2つのポイントを話されていたので、ここでシェアします。

 

①タテ・ヨコでfactを見る。

 

人間は自分の価値観に合わせて世界を見ているのであり、見たいものしか見ようとしない。これが脳の構造。だから、人間が物事をきちんと見るためには方法論が必要であり、出口さんは「タテ・ヨコ思考」という事をという事を仰っていました。タテは昔の人はどう考えたか、ヨコは世界はどう考えているか。例えば、平氏の一族である北条政子は、源頼朝と結婚したが、政子の「氏」は結婚した後も「平」に変わっていない。これって夫婦別姓という日本人ならおそらく殆どが知っている事実ですね。

 

ヨコで見ると、法律で夫婦同姓を規定している国は日本だけだそうで、日本に対して、国際連合は夫婦別姓を認めるように繰り返し勧告しているが、いまだ認められていないという事実がある。それなのに、「夫婦別姓は日本の文化に合わない」とか「家族制度を崩壊させる」とかの意見は、個人の思い込みであると。

少なからず僕も思い込み、価値観で物事を見過ぎていると感じています。Google先生に聞けば何でも出てくる、Yahooニュースを見れば今起きている事が何でも知れる。その見方や感じ方には、慎重にならなければいけないと出口さんのお話を聞いて改めて思いました。

 

②良アイデアは本・人・旅から

 

日本は世界で最も高齢化の進んでいる国であり、予算ベースだけでも、介護や医療費で年間5000億円の支出増となっている。これから先は、皆が貧しくなるか、それが嫌なら知恵を出してGDP(国内総生産)を上げていくか、の2択しかない。GDPは就労人口×生産性だから、人口が増えないとすれば、生産性を高めていくしかない。そこで、働き方改革の第1のポイントは、生産性を高めていくことになる。

ある出版社にAとBの社員2人がいたとする。Aは朝8時から夜10時まで働くけれど、作った本はさっぱり売れない。一方、Bは朝10時に出社するとすぐに誰かとスタバにいく。そして、夕方6時になると、会社を出ていく。でも、Bは年に3冊ぐらいの大ヒットを飛ばしている。あなたが出版社の社長だとしたら、AとBのどちらを評価するかは明白ですよね?Bは労働時間は短いものの、他の時間で人と会ってアイデアをもらっているからヒットが出せるのです。これが生産性を上げるということです。

Aの働き方は、一昔前であれば生産性が高かったかもしれませんが、テレビを組み立てる工場であれば、長時間働けば働くほど、たくさんのテレビができます。つまり、製造業がビジネスモデルの主流であった時代は、長時間労働でもよかった。

しかし、現在ではサービス産業、第三次産業が全体の74%を占めるようになった。サービス産業はアイデアや知恵が勝負だから、長く働いたからといって売り上げが増えるわけではないですよね。むしろ、いいアイデアを出すために、脳の集中力が持続するといわれる2時間単位で切って、雑談やお茶をして、これを1日何回か繰り返すほうが効率的である。

 

 

 

誰かに会いたいと誘われたら、迷わずにYESだそうです。人との出会いがアイデアを生み、自身にも会社に利益を与える。僕もどちらかと言えば、出来るだけ多くの人と会って様々な刺激をもらってアイデアを生む(パクる?笑)タイプの人間です。8月の終わりくらいから、意識的に外部と合わない期間を2週間ほど作っていましたが、人間ダメになるもんですね。自分の頭がカチカチに硬くなって、全くアイデアが生まれないのを身を以て体験しました。以前、知人に誰でもかれでも会うのはどうなの?と言われた事もあるのですが、出口さんの話を聞いて勇気をもらいました笑。年間7,000枚名刺が無くなるそうですよ。

 

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ライフネット生命 ホームページより

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