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健康のメンテナンスは口腔から 〜後編〜

2017-01-22

後編です^^

 

まずは、口の緊張を解きます。

そして、萎縮している口の筋肉をほぐします。

本人の表情をみて、開口していきます。

咬反射が出るので、維持するのは難しい。

デンタルブロック、買ってもらおうかな。

 

開口を維持しないと、舌のお掃除ができないのです。

 

吸引をしながらブラッシング。

古くてうっ滞している血液を出してしまいましょうね。

モアブラシで粘膜清掃。

抗凝固剤を内服しているので、流血になります。

でも、恐れなくてよいのです。

歯肉の血行が良くなれば、止まります。

繰り返し、繰り返し。

 

本人も、ムリやり嫌なことをされるのではないと理解した瞬間から、開口に協力して頂けました。

アクビもし始めました。

 

キレイにするからね。

気持ち悪かったね。

お口を開けてくれてありがとう。

上手だね。

どんどんキレイになるよ。

 

万人へのケアで必要なのは。

パーソンセンタードケア。

本人を尊重した関わりをすることです。

 

 

ご家族のニーズに応えるのが訪問看護❓

 

いえいえ。

こうすれば大丈夫、をお伝えして

理解を得ながら必要なケアを勧めていくのが訪問看護です。

 

私のケアを見ながらご家族は言いました

『良かったね、病院にいるみたいだね』

12月まで病院にいましたからね。笑

 

病院看護と訪問看護は質が違うのだけれど、これは最高の褒め言葉ととらえました。

病院にいる時みたいに安心…そう感じて頂けたのかなぁと思います。

2回目の訪問。挨拶した後、ご家族は布団に入ってしまいました。笑

 

訪問看護の安心感、信頼感は、最初の訪問3回で生まれると思っています。

主治医に連絡し、訪問歯科を依頼。診察の上、特別指示書を頂いて毎日、口腔ケアを集中介入することになりました。

 

便秘の依頼が転じて口腔ケアになった方です。

口腔が機能していないと、唾液、消化液、腸液の分泌も不十分となります。

結果として便秘になることも。

便は、体からのお便りです。

 

排便に不安のある方、LICナースのアセスメントを活用してください✨

この件をきっかけに、療法士、ナースともに、2月は口腔アセスメント、ケアについて、勉強を深めていきます!

 

はい✨私は教育アドバイザーですから!

 

 

座右の銘は”適時適切”

 

すべての業には時がある。

必要な時に、必要なケアを行えるようにご利用者様からの宿題を、スタッフと共に学び。

私も精進していきたいと思います。

 

今後ともLICを宜しくお願い致します^^

 

初めましての中村美春でした

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